留学/ワーキングホリデーでの滞在スタイル
滞在先の選択は学校選びと同様にとても重要です。留学やワーキングホリデーの方は、主にホームステイ、シェアハウス、アパート、学生寮などを滞在先として利用します。目的、予算、好みに合った滞在方法を選びましょう。
語学学校を通して滞在先の手配が可能です
本サイトで取り扱うすべての語学学校は滞在先の手配も行っています。学校お申し込み時に滞在先や空港送迎を合わせてお申し込みいただくことができます。
ホームステイ
Homestay
ホームステイでは、滞在先の家族(ホストファミリー)と一緒に生活をします。ホストファミリーとのコミュニケーションを通じて生きた英会話を学べる他、 オース トラリアの文化や生活習慣などを体験しながら学ぶことができるのがホームステイの利点です。多くの留学生は最初の滞在スタイルとしてホームステイを選び、 オーストラリアでの生活に慣れたらシェアハウスなどに移っていくというパターンが一般的です。
食事
食事に関しては以下のようないくつかのパターンがありますが、ハーフボードが最も一般的です。
- ハーフボード(Half board): 平日の朝夕2食と休日3食付き
- フルボード(Full board):毎日3食付き(平日のお昼はお弁当)
- ベッド&ブレックファースト(B & B): 朝食のみが付く
- 食事なし(No meals): キッチンを借りて自分で調理
食事の準備、食器洗いなど積極的にお手伝いをしましょう。また、食事の時間、冷蔵庫のものを食べて良いか、使って良い食器はどれか、お湯の沸かし方、食べ物の好き嫌いなどを事前にホストファミリーに確認、または伝えておきましょう。また食事が必要でない場合は、早めにホストファミリーに連絡しましょう。
意思表示
日本人は話さなくても相手が分かってくれると思ったり、ハッキリ物事を言うと相手が気を悪くすると思いがちですが、オーストラリアではハッキリと物事を言わないと相手に伝わりません。イエス、ノーをハッキリさせるということはオーストラリア人にはむしろ喜ばれます。
家族のルール
ホームステイ先にはそれぞれ家族のルールがあります。例えば喫煙は屋外、門限は何時まで、電話の取次ぎは何時までなど、ホストファミリーにより様々な家族のルールが設けられています。ホストファミリーと良好な関係を構築するためにも、家族のルールを尊重するように心がけて下さい。
お客さんではない
ホストファミリーは皆さんのことをお客様とは思っていません。ホストファミリーは皆さんのことを家族として受け入れているので、子供が1人増えたぐらいの軽い感覚です。従って特別待遇などを期待していると大きな期待はずれになってしまいます。
節水
オーストラリアでは水を非常に大切にする習慣があります。ホストファミリーからも節水を必ず言われるでしょう。歯を磨く時に水を出しっぱなしにして磨かないようにするなど節水を心掛けましょう。またオーストラリアで一般的に普及している給湯システムはタンク式のものが多く、住人全員が続けてシャワーを使うとお湯がなくなり、沸くまでにかなりの時間を要する場合があります。一般的にはシャワーの時間は10分以内が良いですが、家族のルールに従いましょう。
洗濯
ホームステイ先によって、洗濯機を借りて自分で洗濯する形態をとる家庭と、ホストファミリーが家族全員分をまとめて洗濯する形態をとる家庭があるようです。洗濯機を借りる場合は、時間、洗剤の場所、洗濯物干し場などをホストファミリーに確認しましょう。まとめて洗濯してもらうのが気になる方は、洗濯ネットを使うのも一つの方法です。
部屋
自室は自分で掃除機を借りて掃除する場合と、ホストファミリーが掃除してくれる場合があります。自分で掃除する場合、掃除機の収納場所と使い方などを確認しましょう。シーツや枕カバーの替えが欲しい時はどうするか?友人を自室に招いてもよいか、宿泊させてもよいか?などを事前に確認しておくと良いでしょう。
持病/アレルギーなど
持病をお持ちの方や、動物アレルギー、食物アレルギーなどをお持ちの方は、必ず事前にお伝えください。
シェアハウス
Share Accommodation
バスルーム、キッチン、リビングなどを共用空間とし、複数の人でシェアすることにより、比較的安い家賃で立地条件の良い住居に住むことができるのが利点です。普通は長期の契約を交わす必要はなく、留学生やワーキングホリデーの人々には最適です。最近日本でも増えつつありますが、欧米では昔から一般的な居住スタイルの一つです。多くの留学生は最初の滞在スタイルとしてホームステイか学生寮を選び、その地域での生活に慣れた後にシェアハウスに移っていくというパターンが一般的です。
最初からシェアハウスにすることを目的として建てられた物件や、普通の一軒家やアパートのオーナーがシェアハウスとして貸し出すケースもあります。また、 不動産業者から賃貸物件を借りて複数で住むという形態もありますが、この場合は誰かが代表となって不動産屋と契約(通常6か月以上)し、他の住人から家賃を徴収する形が一般的です。
学生寮
Student Dormitory
キャンパス内にあるものと外にあるものがありますが、一般的に通学に非常に便利な立地であることと、リーズナブルな料金が利点となっています。
日本の学生寮に比べると自由な雰囲気です。個室、2~4人部屋などがあり、食事付きのものと共同キッチンで自炊するタイプの寮があります。人気のある寮はかなり前から予約を入れていおく必要があります。