バナナファームの仕事
バナナファームでは、忙しさに違いはあるものの1年中仕事があるため、ワーキングホリデー・セカンドビザの取得を目指して多くの人々が働いています。
バナナファームの仕事は大きく分けて、畑(paddock)での仕事とシェッド/工場(shed)の仕事に分けられます。
バナナ畑の仕事
- 木を切り倒して、木とバナナの房(banana bunches)を切り離す仕事
- 収穫されたバナナの房をトラックまで運ぶというハンピング(humping)と呼ばれる作業。かなりハードな仕事です。
- トラクターの上で収穫されたバナナをならべる人
- 農薬をまく仕事
- 新しいバナナの苗を植える仕事
- バナナの余計な葉を切る仕事(de-leafing)
- バナナの余計な芽を取る仕事(pruning)
- バナナの房に袋をかぶせたり、はずしたりする仕事
- バナナの房にかぶせた袋にひもをつけ、バナナの木と結びつける仕事
シェッド(工場)の仕事
- 収穫されたバナナをコンベアーに吊るすハンギングという作業
- バナナの房(banana bunches)からバナナをお店で売られているように(banana hands)切っていくカッティング(cutting)という作業
- ベルトコンベアーで流れてきた、カッティングされたバナナをトレイにのせるソーティング(sorting)という作業
- トレイにのせられてきたバナナを、1箱分の重さに量るスケーリング(scaling)という作業
- バナナの箱につめるパッキング(packing)作業
- バナナの箱をトラックに積み込む作業
バナナファーム体験談
僕が行ったバナナファームはスイスファームという所で、ケアンズから車で4時間の所にあるレイクランドという田舎町です。住む場所はレイクランドのキャラバンパークかシェアハウス、クックタウンのバッパーです。
僕はクックタウンにある指定のバッパーにデンマーク人のマットと住んでました。
仕事の内容は、バナナを担ぐ人、バナナの木を切る人、トラクターの上でバナナを並べる人、バナナに薬を散布する人達がいます。
シェッド内で運んできたバナナを小分けして重さを測り箱に詰めるまでをします(多分5行程くらいあります)。
僕はバナナを担ぐ仕事をしてました。まず木を切り倒すと同時にバナナの房を持ち方に担ぎ、あとは木と房を切り離します。バナナは大体40〜80キロあり大きい奴は、かなりきつかったです。さすがに初日は足が笑ってました…笑
バナナの木を切り倒す人は、かなり楽そうでした。1度だけ採ってきたバナナに被せてある袋を取る仕事をしたことがありますが、袋をめくると「ゴキブリ」が、大量にバナナから出てきて身体に付くのが一番キツイ仕事でした。あまりにも多いので ホウキとちり取りを使ってゴキブリを集めて捨ててました…笑
シェッド内の作業は基本的に女の子がしてました。給料はバナナを収穫する人達は最低時給で19ドル、収穫の多さによって19.5ドル〜22.5ドルになります。シェッド内は時給18ドルでした。
この仕事はキツイけど迫力があって凄く楽しかったです。
以上が実際にバナナファームで働いていたSさんの体験談です。Sさんはファームでの仕事を求めて、まずはクックタウンのバックパッカーズに行きました。そこはバナナファームで働く多くの従業員が利用する宿で、求人情報を入手するには絶好の場所でした。